虐待予備軍

きょう、仕事の帰り、三ノ宮センター街の中で、子どもの泣き声が聞こえた。
その声でピーンときた。
あ、これは親が泣かせている声だ、と。

案の定だった。

僕は、子どもの泣き声や泣き方を聞いただけで、どうして泣いてるか、何を言いたいか、がわかる。
ちょうど、愛犬家が、犬の鳴き方、鳴き声ひとつで、そのワンちゃんが何を訴えているかわかるように。

その泣き声の主は、2、3歳の女の子だった。
母親がコギャル風で金髪の、若そうな夫婦と、2歳くらいの弟との4人で歩いて、歩きながら泣いている。
やはり、ちょっとした何かを主張して、泣いているようだった。

父親が、その女の子の手をつないで歩いているように見えたが、よく見ると、腕をむんずとつかんで、歩くと言うより、まるで《連行》するようにして、単に《移動》している感じ。

母親は、目がつりあがり、もしここが商店街ではなかったら、今にも殴りとばさんばかりの雰囲気…を見せている。

虐待予備軍だ。
すぐにわかった。

無言で腕を引きずり、まるで連行するような歩き方をする父と、誰にも何も言わない母親であること自体、もう、この親たちは、この子が好きではなのだ。

いや、そんなことを言うと本人は否定する。
「子どもへの愛情は、100点満点で5点しか持っていない」、と言っておこう。

この子たちの将来が心配。

その女の子は、どうしたかというと、案の定というか、そのやるせないストレスで、突然2歳?の弟を叩き出した。

すると、これまた案の定、怒る親。

4人は、いつのまにか、雑踏に消えていったが、あの子どもたちの今後が気になる。

今の世の中、児童公園で遊んでいる子どもたちを、僕のような男性がほほ笑ましい目で、フェンス越しにジッと眺めているだけで、あっという間に《不審者がいた》と、防犯メールで学区内の保護者に行きわたるのに、見るからに、虐待予備軍どころか、虐待まっ最中の親を目の前にしながら、「大丈夫と思った」と、子どもが殺されるまで野放しにする児童相談書などの当局。

世の中、《不審者》っぽい人には、その可能性が限りなくゼロに近くても神経質なのに、虐待には、、その可能性が50%であっても、当局からして無頓着。

「忸怩(じくじ)たる思い」とはこのことか。




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